tomcatその3

今回は競合比較です。

起動はpiccoloを使わずともそれなりに速くなった我が家のトムちんですが、

メモリはタスクマネージャで見る限りは20〜30MBは消費してます。

(java -X系からモノを書ければいいのですが、それだけの力量がありません(;_;))

では、jettyはどうでしょう?6.0.0を使ってみました。

MS-DOS> java -jar start.jar

起動は体感だとトムちんと大差ないですが、メモリは16〜18MB程度の消費量です。

レシンは食わず嫌いなので、いまだ触ったことがないのですが、

ここで紹介されていますwinstoneもたまに使うので試してみます。

コマンドはJSP使いたいので、以下のようになります。

MS-DOS> java -jar winstone-0.8.1.jar --webroot=ルートフォルダ --useJasper

起動は1秒ぐらいですね。さすがにシンプルなだけに速いです。

メモリは12〜14MBぐらいの消費量です。

うーむ、トムちんをいじくり回すよりはwinstoneeclipseで使える方法を考えた方が賢そうですね。

5.5系

5.5系だとcommon/endorsed配下にxercesのjarはありません。

そこにpiccolo.jarを配置すると、tomcatが起動できなくなります。

RELEASE-NOTESには

To override the XML parser implementation or interfaces, use the endorsed
mechanism of the JVM. The default configuration defines JARs located in
"common/endorsed" as endorsed.

とあるんですが、おかしいですねぇ…

チューニング後のデータ

org.apache.catalina.startup.Catalina load

平均 648ms

org.apache.catalina.startup.Catalina start

平均 953ms

startup.bat実行からのスループットは分からないですが、Catalinaクラスによる環境設定および

webapps配下のアプリのデプロイに限っていえば、半分になりました。


メモリ使用量を減らしたいんですが、どなたかいい案ないでしょうか?

初期データ

インストールしたままだと、startup.bat実行時のデータは以下です。

org.apache.catalina.startup.Catalina load

平均 994ms

org.apache.catalina.startup.Catalina start

平均 2036ms

これに手を加えていくわけですが、

  • まず、conf/server.xmlをserver-minimal.xmlに変更します。

で、その中のAJPのとこをコメントにします。

(eclipseから使う人は、managerも使用しないと思うので、と、も削除です)

  • 使わないwebappは削除します。

(/admin, /balancer, /hpst-manager, /jsp-examples, /servlets-examples, /tomcat-docs, /webdav

  • conf/web.xmlには拡張子とのマッチングがありますが、使わないと思う.docとか.pttは削除します。